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怖~い話

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第3.1回目

前回はたくさんの方に立ち読みコーナーへお立ち寄り下さいまして、たいへんありがとうございました。思わず、筆(キーボードかな?)をふるって、継続、継続と鞭打つこの頃です。涼しくなってきました、読書の秋。食欲の秋。こんにちは、なにわのこにたんです。こにたんは、実は、理系です。そこで、今回は、怖~いお話を一つ。 何が怖いかって?温暖化の根本的な疑問と5次元の世界の本の紹介です。なんだ、硬いはなしじゃないか!!!

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『不都合な真実』

アル・ゴア/ランダムハウス講談社

ISBN-10: 427000181X

ISBN-13: 978-4270001813

『環境問題はなぜウソがまかり通るのか1,2』

武田邦彦著/洋泉社

ISBN978-4‐86248‐122‐1

ISBN978-4‐86248‐182‐5

『“環境問題のウソ”のウソ』

山本弘著/楽工社

ISBN978-4‐903063‐16‐4

 

(1)温暖化での疑問

確実に地球の気温は上昇しています。それも、産業革命からだそうです。二酸化炭素の排出量をなんとか先進国だけでも下げなくては。海面の上昇も防がなくては。そして二酸化炭素排出権も売買しなくては。(ヨーロッパでは既に盛んです。)でも、疑問が2つあります。


①北極の氷が解けて、海面上昇は起こるの?

南極の氷小・中学生の時でしょうか、『氷が浮かんでいる状態で氷が溶けたら水面はどうなるのか』というテストがありました。水面が上がると答えた人は不正解です。溶けても、氷の水面下の部分と同じ体積になるので、『水面は上昇しません。』白熊君はこまりますが・・・。北極の氷が解けるショッキングな映像は、海面上昇とは関係ないと思われます。なんで大騒ぎするのでしょう。その代わり、メリットがあります。北極航路が開通しますし、カナダ沖の海底油田の発掘が可能になります。
しかし、陸上にある氷河が溶けると、確実に海面上昇が起こります。南極には2,403立方キロ、グリーンランドには260立方キロの氷がありますし、地球上の99%の氷は氷床と氷河で占められ、そのうち90%が南極にあります。こちらの方がよっぽど恐ろしい話なのに、何故かマスコミはアピールしません。いままで、ゴア元副大統領も強調していなっかたような気がします。(もっとも、最近やっとNHKで放送していましたが・・・。)南極付近の海水が温度上昇しても、南極大陸に上陸した水蒸気は、マイナス50度Cの冷気に冷やされ、大陸上では氷となるそうです。ですから、ある程度の温暖化では南極まわりの海面は、高くなるどころか、低くなるそうです。ほんとかな?ある臨界点を越えると、さすがに海面上昇が加速するそうです。
地球全体で考えると、海水の冷却効果がありますよね。地球が暑いので、自分自身を冷やしてると考えると自然ですよね。まさに天然のクーラーですよね。温度調整に時間はかかりますが、温暖化といたちごっこです。海水のほうが、陸地より体積膨張率が高いために、地球があったまると、海水が膨張して、海面が上昇するというのが、IPCC(世界の温暖化に関する協会)の正式見解だそうです。テレビで報道されていることとは、違いますよね。

②温暖化を加速する炭酸ガス層はどこにできるの?

重さの比較として、二酸化炭素の分子量は44、空気は29(酸素、窒素の混合気体:空気はふくとおぼえたような記憶が・・・)と比較すると、二酸化炭素のほうが空気よりはるかに重く、地面に近くに存在するはず。オゾンのように電離状態でなければ・・・。ほら、ドライアイスが解けるときに白い気体は、上ではなく、下に広がっていきましたよね。冷たいからかもしれません。また、気体の状態では、状況が変わるのかもしれませんが。

金星は二酸化炭素に覆われていて保温が効くため、太陽の熱を蓄積し、高温となると聞いて言います。考えてみると、二酸化炭素が増えると、地球の温度が上がるのでは無く、化石燃料を燃やすと温度があがり、二酸化炭素が増える。よって、化石燃料の使用を制限すべきだと思います。しかし地球自身がエネルギーとして封印してきた石油や石炭のパンドラの箱を、人類が百数十年前に開けてしまったことに端を発して色々な環境汚染や異常気象が発生しています。もう、元に戻れないのかもしれません。

炭酸ガスのシビアーな計算はするものの、輸送等から発生する炭酸ガスの量が計算から無視されたり、古紙や再生品を作る際のエネルギーが総合的に計算に入っているのか?等等の疑問がわきます。きっと、部分的には、論理的には正しいのでしょうが・・・。

砂漠化も含めてもっと植林に力を入れて、炭酸ガスを酸素に換えるのが一番クリーンだと思います。この植林説をずっと信じていましたが、現実はそう単純ではなさそうです。木は、若い頃には成長のために炭酸ガスと取り入れて、酸素を排出しますが、成長しきると、人間と同じように炭酸ガスの方を多く排出するそうです。木はたくさん植林して、成長が止まったら伐採して、また、植林するというサイクルが効果的だそうです。

最近は不思議なことに、バイオ燃料が話題になったり、二酸化炭酸の排出権も議論されていますが、まるで大きなビジネスチャンスを仕掛けているように見えてしまいます。大エネルギー戦略なのでしょう。食料不足・家畜の餌不足なのになぜそのほかの植物を使わないのか?おかしいですよね。穀物の値段を吊り上げるのと、先物市場(バイオ燃料)をつくりだすとおもいます。二酸化炭酸の排出権も数字的にきれいですが、排出量を自分で規制するという努力が欠けています。言うのは簡単で、難しいとは思いますが・・・。二酸化炭素が原因で温暖化になってるという理論は、まだ、実証されていないようです。太陽の黒点説や諸説が色々あります。炭酸ガスの濃度も、地球的なスケールで見れば、上がったり下がったりしているようで、そのときに石化燃料を使っていませんでした。原因も確定しないのに、何でこんなに対策だけを急ぐのでしょうか?

一方、石油資源は、2030年には枯渇するといわれています。天然ガスを考慮にいれても2050年くらいでしょうか。ゴア元副大統領は、2100年になったらという話ですが、前提条件が全く違うようです。よく、『不都合な真実』を読むと、大西洋の海流が温暖化により、流路が大きく変わり、寒流がヨーロッパ大陸に流れ込み、ヨーロッパが温帯から冷帯に替わる危険性があると書かれています。海面が上昇するとか、地球の平均気温が上昇すると信じていましたが、そんなに単純な現象ではないようです。

過去を振り返ると、1970‐80年台に『ローマクラブ』が活躍しました。覚えていますか?(生まれてなっかた人はすいません。)数年のうちに石油が枯渇すると発表してパニックになりましたが、IPCCのような大きな組織では無く、小さな団体であったようです。結局、うそだったのか、予測の精度の問題だったようで、実際なにもおこりませんでした。うわさでは、フリーメイソンが後ろ盾ではないかとの説もありますが・・・。

サッカーでの上海暴動を覚えていますか?某社の駐在員に事件当時どんな状況なのか聞きましたが、特に上海は平静で一部の地域で起こったのではないかとのことです。中国全体で日本に対して暴動が発生しているように見えますが、一部で起こっていたそうです。それが証拠に、現在、中国は親日になってます。何かへんですよね。オリンピックの観客と同じように、政府がお金をばら撒いて暴動を裏で作り上げたともまことしやかに噂されています。また、アポロの月着陸のあの風にゆれる合衆国の国旗を思い出します。月面上には風などないと知っているのに、映像とは瞬時に信じてしまうのが恐ろしいものです。

ニュースは事実の報道であるが、画面上での事実である。焦点をあてているので、その事実が、ほかの場所でも事実であると勘違いする。また、テレビ番組のプロデューサーは、見る人の興味のあることにしか焦点を当てない。

納税額日本一の斉藤一人さんは、テレビというのは、『身近にいる化け物』といっています。受動的になり考えなくなることと、番組の内容に洗脳(いい意味も悪い意味も)される危険性があると指摘しています。広告もそうですよね。例の振動してやせる装置・・・。うーん、買ってもやせなか・・・・・。テレビを見て、愛犬ポチは尻尾を振ってやせようとしているようです。

愛犬ポチ

 

 

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温暖化について書きすぎましたが、次は『5次元の世界』の話です。理論物理を専攻した方は、あまりに稚拙な内容なので、読み飛ばしてください。

出展は、
(1)科学雑誌Newtonの2008年1月号
『宇宙は5次元?10次元?次元とは何か?』

(2)Lisa Randall(リサ・ランドール)
『ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く』
 日本放送出版協会 ISBN 4-14-081239-7
『リサ・ランドール異次元は存在する(NHK未来への提言)』
 日本放送出版協会 ISBN 4-14-081216-8

(3)白石 拓著
 まんがでわかる『超ひも理論』
 株式会者 宝島社
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 難しいことは、やはり、日本人。漫画が一番。おすすめです。


理論物理学では、10次元の世界がホットな話題です。

①1次元(時間軸)
②3次元(縦横高さ:われわれのみえている世界)
③6次元 (微小な世界で、われわれが見えない世界)
①+②+③を足して、10次元です。ただの足し算か?

③はプランク数(10のマイナス35乗メートル)のようにナノよりはるかに小さい世界の存在が予測されています。まだまだ、人類はナノの世界を見つけたところです。

今、①+②+③の一部を足して、5次元の世界が議論されているそうです。超ひも理論からして、10次元にならないと完璧でないそうです。SFではありません。

(ア)アインシュタインの一般相対性理論
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宇宙の巨大な世界

(イ)ドブロイ・シュレージンガ-・ハイゼンベルグ・プランク等の量子力学
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ミクロの素粒子の微小な世界

(ア)と(イ)の矛盾した理論を統合するのがカルツアー・クラインの『超ひも理論』といわれています。紐をルーペでみると一次元だが、もっと良く見ると三次元となっている。見えない世界が存在するようです。

電子と陽電子のように、SF的な考えですが、理論的には予測できるそうです。ブラックホールにホワイトホール。そして、ワームホール。うーむ、頭が痛い。

光量子トランスポテーションといって、瞬間移動(スタートレックの世界、エナジャイズ)が20世紀末に実験で確認されました。将来、人間が瞬時に移動もSFではなく、実現する可能性があります。でも、21世紀以降だそうです。まー、ドラエモンでも見て楽しみましょう。


理論だけでは面白くありません。実験のため、スイスジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究所(CERN)の地下100mに巨大加速器LHCが建設されました。実験用ループが東京の山の手線の長さ(27Km)と、とてつもなく大きい加速器です。陽子を正面衝突させ、宇宙の始まりである「ビッグバン」直後のような巨大エネルギーを作り出します。5次元の世界の存在を確かめようとしています。2008年9月まさに今、実験は始まりそうでしたが、冷却器の事故で来年の春に本格実験に取り組む予定です。電磁気力よりはるかに小さい重力の謎がとけるかもしれません。5次元へのアセンドの始まりでしょうか?

でも、一説には、ミニブラックホールができて地球を丸呑みするのではと、実験に反対している人もいるとか。まず、海水がスイスまで吸い上げられて、洪水がおこりノアの伝説が甦るかも?SF的ですが、怖~いお話です。

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ポチがワープしたここまで読んでくれた方には、多謝!!! 硬すぎましたか? でも、夢とかロマンを感じませんか?今回から、犬(ポチと命名)をブロッグ上で飼うことにしました。餌も散歩もいりません。あれ、ブロッグ書いてたら、ポチがワープしていなくなりました。ジュネーブへ旅立ったのかな?なにわのこにたんでした。

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